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2009年8月

2009年8月27日 (木)

中学生のアイデアに脱帽

以前の当blog記事『「静か過ぎるハイブリッド車に音出し装置」議論を嗤う』の続編になるが、コレには正直参った。

車速に応じて音の調子も変わるし、一定速度(20km/h)以上で音が止まるなど、望ましいと思われる要件を満たす中では、最もシンプルな仕組みではないだろうか。

多少課題はあるものの、克服はそんなに難しくないだろう。量産化されれば、コストパフォーマンスは最高になること間違いないので、早く製品化してデファクトスタンダードにしてしまう戦略がベストではないかと思う。

実に分かりやすいニュースだ。

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訳の分からないニュース

日本の経済人は、この程度のニュースを見て「スゴイ」と驚いたり、「へー」と納得したりするのだろうか。もしそうであれば、このこと自体、そして記事に書かれた内容は、日本の経済人の大半がビジネスプロセスを素早く把握する能力に欠けている事を示しているように思える。

問題のニュースは、日経のWeb版、IT+PLUSに掲載されていた有賀 貞一 (あるが ていいち) による8月26日11:16の記事『「エコポイント」の情報システムがわずか3週間で完成した理由』である。

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2009年8月26日 (水)

立葵(タチアオイ)、その後

7月17日の記事に登場した立葵が、見上げるほどに育った。高さ3mはありそうだ。よく見ると、一番上には未だ2つ3つ蕾が残っている。

Tachiaoi20090826

今年の夏は、いったい何処に行ってしまったのだろう。

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2009年8月22日 (土)

今日を生きよう

ラジオから聞き覚えのある曲が流れてきた。英語の歌詞だ。曲が終わり「グラスルーツの今日を生きよう」と紹介された。なるほど、確かに歌詞の内容に相応しい曲名だ。しかし、私の記憶にあったのはテンプターズの日本語の歌詞の曲だ。とても印象的なサビの部分、”One-Two-Three-Four Sha-la-la-la-la-la ...”は聞き間違い様がないので、どちらかが他方をカバーしたのは確かだ。だが歌詞の内容はずいぶんと異なっていたと思うが、余り自信がない。本当にテンプターズの曲だったのだろうか、また彼らの日本語版の曲名は何だったのか、とても気になった。

インターネットで検索すれば、直ぐに調べはつく。その結果は、ここしばらく私の頭に浮かんでは消える、日本語と外国語、特に英語との関係に対する懸念を、意識の表面に浮上し続けさせてしまうものだった。

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2009年8月21日 (金)

農業、エコ、観光、司法と法律、そして政治(選挙)

昨日2009年8月20日の朝日新聞朝刊第17面のOpinion(オピニオン)欄に4つの「私の視点」が掲載されていたが、根底に共通するものがあるように思えた。

総選挙告示から3日目のこの時期に、この欄の担当者はそれを意図して掲載したのだろうか。私の、偏見に満ちた感想を紹介しよう。

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2009年8月18日 (火)

シマリスと暮らす(1)出会い

始めに断っておくが、標準的日本語であれば「シマリスを飼う」とすべきだろう。しかし実感としては「~と暮らす」の方がしっくり来る。

今も5人目の家族として一緒に暮らしているシマリスは、正確にはシベリアシマリスの亜種・チョウセンシマリスの♀5歳である。下の写真は、出会いから2週間後の2004年6月12日に撮影した。

Chip20040612

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2009年8月16日 (日)

Seagateメーカー保証

最近販売されているSeagate製ハードディスクは、販売店でバルク扱いであっても、3年または5年のメーカー保証がついている事になっている。

Label

不幸にも、メーカー保障を利用する羽目になってしまったので、その顛末を報告したい。

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2009年8月15日 (土)

「静か過ぎるハイブリッド車に音出し装置」議論を嗤う

2009年8月13日の朝日新聞朝刊第11面・『声』(読者の投稿)欄に、中村哲也と言う人が以下のような投稿をしている。

『HVの音より まず法律守れ』
モーターで動くハイブリッド車(HV)が視覚障害者には静かすぎて危険なため音が必要との議論や対応策の取り組みが始まった。しかし、前提が違いはしないか。自動車が歩行者をないがしろにするような違法状態の解消を忘れていることが気になる。(以下略)

一つの正論だろう。『静かすぎるから音を出せ』と言う発想に基づきチャイムのような音を鳴らすのは、ベルを鳴らしながら歩行者を蹴散らすように歩道上を走る自転車を連想させ、滑稽である。

滑稽さの背景は、この件は最適な解(ソリューション)を含め、米国では一定の方向性が既に出ている事である。

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2009年8月11日 (火)

今更・・・地デジに釣られた

この秋井貴彦によるココログニュース「民放テレビ、実は国営?」に釣られたようだ。

通常、この種の記事はthruしているのだが、余りの認識の低さに目をとめてしまった。

「秋井貴彦」で検索したら、以前にも同じようなことをしているようだ。この時はライブドアだったが、今回は個人が書いている「はてな」blogの単一記事のみ引用に基づく記事である。

察するところ、秋井貴彦と言う男は「こんな面白いblog記事を見つけました」的な記事を書くのが得意なのだろう。
あるいは、TV等放送メディアでお笑い芸人と同列に扱われている程度の「言論人」に成る事を夢見ているのかもしれない。

少なくとも、欠落している事実関係は補っておこう。

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仕事算

ある仕事を一人でやると12時間かかる平凡なAと、同じ仕事を6時間で終わらせてしまう凄腕のXが居る。その仕事をAとXが一緒にやると、何時間かかるか、と言うやつである。

答えは、1÷((1/12)+(1/6))=4時間となるが、実際そんなにうまくいくだろうか。

問題:

一人で何日かかかる、工場のフェンス外側のペンキを塗り直す仕事がある。
フェンスは、1箇所だけ門がある以外は連続しているが、場所により高さが違うので、1日に塗れる長さはまちまちで、どこがどのくらい時間がかかるか全く分からない。また、ペイントローラーを上下に操作して塗るので、右から左、またはその逆に仕事を進めることになり、どちら向きにやっても能率は同じである。
ただし、一日の途中でそれまでの続きではなく別の場所から塗り始めなければならない場合、場所移動のためにいったん道具を片付けるため15分余計に時間がかかる。

  1. 一人でやると12日かかる平凡なペンキ屋Aと、同じ仕事を6日で片付けてしまう凄腕ペンキ屋Xが一緒に、ちょうど4日で仕事を終わらせるようにするにはどうすればよいか。
  2. 凄腕Xが仕事を断ったので、Aと全く同じ平凡なペンキ屋BとC、合わせて3人で一緒に仕事をすることにした。ちょうど4日で仕事を終わらせることは可能か? もし可能なら、どうすればよいか。ただし、残業をしたり、事前調査をしたりすることはできない。

(答えは続き)

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2009年8月 3日 (月)

PIC vs. PSoC

初めて触ったPICが16C84だったので、もう十年ほど前のことになるが、実際に「完成品」と呼べるようなものを作るようになったのは2004年ごろからだ。

  • 秋月DDS/RS-232Cインターフェイス (16F877/PIC-BASIC)
  • Ni-MH放電・容量測定器 (16F877/PIC-BASIC)
  • 高輝度フルカラーLED x 5クリスマスイルミネーション (16F84/ASM)
  • 110MHz周波数カウンター(16F88/ASM)

こう言った物を作っていて思うのは、意外と部品点数が減らないことである。

何かのきっけでPSoCを知り、アナログまで含めた周辺回路が1チップになることに興味を抱いたものの、適切と思われる用途も思いつかなかったので、しばらく放っていた。

最近、センサーの信号をデジタル化して20mくらいの距離を伝送してみようかと思いついたので、手っ取り早くPSoCを評価するために、できるだけ環境の整った評価キットを買い求めることにした。
選択肢の1つとして、CQ出版から出されているものがある。

日本語で読めるメリットがある反面、製造元純正に比べると、最新の開発環境に対応できるかどうか懸念がある。テキストやプログラマー(書き込み用アダプタ)に合わせるため、泣く泣く古いバージョンを使わざるを得ない、などと言うことはできるだけ避けたい。

多少の苦労はするが、人並みに英語は読めるのでCY3210-PSoCEVAL Kit(MINIPROG1)を選んだのだが・・・。

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2009年8月 2日 (日)

ITブルーカラー受難の日

『「エンジニア」==「技術者」?』の続きだ。「ITブルーカラー」は私の造語で、ピンからキリまであるIT技術者の内で「キリ」の部分に属する諸君のことである。

誤解を避けるため予め断っておくが、「ピンからキリ」とか、「上下」などの表現は主に給与水準の観点からである。給与水準に大きな格差があるのは事実だ。ただし、私は給与水準と人の貴賎に特定の相関関係があると思っているわけではない。

かつてITと言う略語が未だ無かったころ、今のIT技術者に相当する人々は需要過多の、末端価格の高い社会的希少資源だった。今ではコンピューターとインターネットの家庭への普及に従い、IT技術者コミュニティへの参入障壁が低くなり末端価格が低下しそうなものだが、昨今の勤労者平均年収の下落に比べれば比較的高い水準を保っているような印象を受ける。これはあくまで末端価格の話だ。

しかしながら、上記とは裏腹に、IT技術者の最低給与水準は世間並みに落ち込んでいるのではないだろうか。もちろん、製造業に非正規雇用されていた諸君に比べればかなりマシなはずではある。そうは言っても、末端価格と給与レベルのギャップは構造的中間搾取の存在を示唆するものだ。

更に悪い事に、私がITブルーカラーと呼ぶ諸君の上に、製造業非正規雇用者だった諸君の身に今起こっているような事が降りかかる可能性がある。

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2009年8月 1日 (土)

自・民、示さぬ「国の姿」(8/1朝日新聞朝刊)

自民党のマニフェストが発表され、民主党の分とそろったことに関する1面記事の中見出しだ。

「普通の国」  「質実国家」  「小さくともキラリと光る国」・・・・・・。細川連立政権が誕生した93年当時は、政党や国会議員が望ましい国の姿を言葉に託そうと競った。その頃も「改革」が叫ばれていたが、その末にどんな国を目指すのかも盛んに語られた。

この指摘は正鵠を射ている。個別の具体的施策を競うことも必要だが、その結果を何を目指すのか、その必要性は国政選挙公約に限ったことではない。

・・・・・・政策を実現させて、では日本はどんな国であろうとするのか。その鳥瞰図も見たい。

磯貝秀俊と山口博敬による記名記事は、上のように結ばれている。ただ単に「も見たい」で結んでしまったのでは、弱過ぎる。昨今取りざたされるメディアの劣化の一端だろうか。

概念レベル最上位の目標なり目的を掲げる事無くしては、個別施策の良し悪しを論ずることは不可能なのだが・・・。

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