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2010年2月

2010年2月22日 (月)

シマリスと暮らす(2)シマリス♀は春に囀る

前回のシマリスネタで紹介したこちらの本;

の147ページ左下、「性周期と発情期間」の節に、

・・・メスは、約14日周期で発情し、繁殖シーズン(引用注:飼育下で12~5月)中に何回か(2、3階の個体もいますし、10回以上の個体もいます)の発情を迎えます。1回の発情日は1~3日です。発情中のメスは、頬をふくらませて、「ホロホロ」というような鳴き声をあげ、・・・

と書いてある。確かにそのように聞こえないことは無いが、「鳴き声をあげ」は少し控えめな表現だと思う。ずいぶんとにぎやかなのだ。

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2010年2月16日 (火)

LED電球 KFE LB07-E26WW を分解する!

2010/04/21追記:
ほとんどのLED電球はスイッチング(インバーター)方式の制御回路を用いていると考えられるが、この記事で取り上げた製品は例外的に連続方式の制御回路を用いている。
このことが低価格を実現できた一因のようだが、同時に、この製品の性能に悪影響(低効率およびフリッカの多さ)を及ぼしているようでもある。

フリッカがもの凄くてダメダメなKFEのLED電球の裏側を見ると、「分解してっ!」と言っているかの様にビスの頭が見える。

Photo1

効率の低さとフリッカの凄さから、まさかこんな回路?などと思いながら分解してみた。

Fig1

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2010年2月15日 (月)

まちがえだらけのLED電球選び?

各種メディアや家電販売店店頭をにぎわせているLED電球だが、中には「安かろう悪かろう」的な、粗悪な商品が紛れ込んでいるので注意が必要だ。また、名の通ったメーカーから発売されている商品の中にも、問題のあるものが見つかった。

KFE LB07-E26WWは基本的性能全てに問題があり、特にフリッカが凄まじく、「安かろう悪かろう」的な粗悪品だ。Sharp DL-L601Nは残念ながらフリッカがあり、薦められない。Panasonic LDA7L-A1は、試したなかで唯一及第点をつけられる商品である。

以上は私自身「人柱」となってテストした結果に基づくものである。

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2010年2月10日 (水)

Windows Update KB890830

今日公開されたMicrosoft社2010年2月Updateを適用した際、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール (KB890830)」が「失敗」してしまった。そのリカバリーのために今回手動で上記Updateを適用してみたら、面白いことに気づいた。

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ホンダもリコール

今ラジオから、ホンダも何十万台規模のリコールを、国内外で行うとのニュースが流れていた。エアバッグ作動圧が高すぎて、破裂・部品が飛散するおそれがあるらしい。

トヨタのアクセルペダル系のリコール同様、海外で製造されたものだけが対象とのこと。海外展開をしてこういう形の問題を起こすのは、品質だけでなく色々な管理がシステマティックになっていないからだろう。国内であれば属人的に何とかなっていたものが、海外に出て破綻した結果だと思う。単に油断した、とか、目が行き届かなかった、と言った問題ではなく、現代日本には未だシステマティックに事を運ぶことを嫌う構造的・体質的な特質、ないしは勢力が存在していると思う。

以前、新幹線の停電事故のことを書いたときにもこの点を指摘した。この課題を乗り越えないと、日本の技術立国は危うい。

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2010年2月 8日 (月)

Panasonic製LED電球の謎

LED電球は、昨年秋~今年始めにかけて大手電気メーカー各社の製品が出揃い、いろいろなところで話題になっている。私は、もう2年位前からLED電球を使っていて、怪しい製品に手を出して痛い目にあったりもしているので、まとめを書こうかと思っていたのだが、今出回っている中では一番出来が良さそうなPanasonicの製品が品薄で未入手だったため、二の足を踏んでいた。別の用事で立ち寄ったイトーヨーカドーで、何気なく電気器具売り場をのぞいたら、あるじゃあないか、Panasonic!
即Getして、既に入手していたSharpの製品と比べていたら、妙なことに気がついた。

       

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2010年2月 5日 (金)

ミスを赦さない国、ニッポン

体調を崩し気力も体力も萎えてしまいblogをお休みしている間に、民主党政権が日本にも誕生し、’00年代が終わり、年が変わって’10年代が始まり、もう1か月以上経過して暦の上では春になってしまった。啓蟄には未だ間があるが、目覚めることにしよう。

この国で、普通選挙で政権が交代したのは初めてらしい。この国の在り方を変えたいとの思いが国民の大半に及んだのか、単に前政権に嫌気がさして目先を変えてみただけなのか、(私は前者だと思いたいが)いずれにせよ国民の総意が何らかの「変化」を選んだ。総体としての日本国民のものの考え方(国民性とか民族性といった言葉があるが、個性を否定しているように感じられるので、あまり適当でないかもしれないが「社会風土」を用いる)が少し変わったことの現われだろう。しかし、「国の在り方を変える」・「嫌気がさした」、どちらであっても表面の薄皮1枚変わった程度で、根本的な部分はそうやすやすとは変わらないと思う。「国の在り方を変える」のであれば、その根本的な部分をこれから変えていかなければならない。

今回のテーマは、ぜひ変わって欲しいと私が思っていることの一つである。 きっかけは、2010年2月2日の朝日新聞東京本社版朝刊に載った「新幹線事故は整備ミス(パンタグラフ/ボルト付け忘れ)」(1面)・「単純ミス防げず(新幹線事故/主任も見逃し/点検用紙なし)」(30面)と大見出しをつけられた(カッコ内は小見出し)記事である。新聞ほか諸々のマスメディアは社会風土を映す鏡であると同時に、社会風土に影響を与えて変化を起こす、または現在の社会風土を強化する働きがある。私の意見では、今回の記事は全体としては本来あるべき姿にまとまっているようだが、実は端々に改めるべき社会風土を強化するような表現が埋め込まれている。恐らくそうではないだろうが、もし意図的だとしたらサブリミナル効果を狙ったようなもので極めて悪質だ。

予めお断りしておくが、「言葉尻を・・・」の表現を否定的な意味によく用いる人は、この先を読まないことをお勧めする。私は、神にせよ悪魔にせよ、重要なことは細部に宿ると固く信じているので。

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