LED電球 KFE LB07-E26WW を分解する!
ビスを4本とも取り外しても、前面のプラスチック製カバーは簡単に外れる様子が無い。細めのマイナスドライバーでカバーとアルミボディの間の隙間を慎重にこじると、カバーが外れ、基板が顔を出した。
どうやら、カバーの白い部分の内部にシーラントを充填して組み立てている様だ。灰色のシーラントを慎重にはがすと、基板全体が見えるようになる。
一瞬「アルミ基板?」と思ったが、よく見れば普通のガラスエポキシに白いソルダーレジストをかけただけの様だ。これで放熱は大丈夫なのだろうか。
基板は薄い絶縁フィルムをはさんでアルミボディに接着されている様に見えるので、これ以上やると「分解」ではなく「破壊」になってしまう。明らかに両面基板だが、裏面はパターンのみで部品は実装されていないだろうと想定して、ルーペとテスターで追いかけた結果、以下の様な構成になっていることが判った。
写真ではジャンパとして実装されているゼロΩの抵抗については説明を記載していない。また、回路図でもゼロΩの抵抗を省略している。また、ブリッジの直流側に並列に接続された1MΩの抵抗3本も、図が煩雑になるので省略した。
制御回路は、常識的には定電流制御を行っているはずだ。U1~4およびD1~4の素性は全く判らないので、あくまで推定だが、以下のような回路になっているのではないかと思われる。
- U1~4は端子1-2間に接続された抵抗で、端子3-2間に流れる電流値を設定する方式の定電流回路だと思う。
- D1~4はツェナーダイオードで、U1~4の端子3-2間に耐圧以上の電圧がかからない様、保護しているのだと思う。
全部で64個のLEDを2つのバンクに分け制御回路も妙な対称形になっているが、これは100Vと200V両方に対応するためのようだ。パーツが未実装だがハンダが乗っているパターンは、200V対応の際に使われるものだろう。また2つの36Ωの抵抗は、シルク印刷を信じれば、200V対応の際には実装されないものと思われる。なお未実装でパターンにハンダが乗っていない「DS」と4つのLEDは、メタルマスク作成の時点で既に実装しないと決まっていたことになる。
基板材質がガラスエポキシなので放熱のことを心配したが、一応の考慮がされているようだ。放熱が必要となりそうな各LED、U1~4、およびD1~4には、それぞれ1素子あたり3つのスルーホールが設けられ、裏面の銅箔パターンに熱を伝えるようになっているものと思われる。
想像していたよりはマシな構成の様だが、これでは凄いフリッカが出るのが当然の回路である。LEDの順方向電圧を3.4Vとし、角度の単位に度を用いると、このLED電球が光っている期間のデューティー比Rは以下のように計算できる。
時間比率で半分以上消灯していることになり、前回の結果と辻褄が合う。
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コメント
KFE LB07-E26WW、今しがたホームセンターで手にとったのですが、エ○リカの3.5W(白熱電球40W相当)のよりも直下1mの照度が低かったのでとりあえず購入を見合わせました。それでもってここに辿り着き、やっぱり買わなくてよかったと安堵しました。KFEの方がまぶしかっというのも敬遠した理由です。光束と照射角、輝度と照度のバランスについては、その用途にもよりますが、LED電球の可能性をいかんなく発揮してほしいところです。我々からもニーズを発信していかなければいけないと思います。エンジニアさんにおかれましては、これからも「月間消○者」のようなユルイ性能比較でなく、シビアな目線の評価を期待しています。毎日ここにお邪魔しようと思います。
投稿: かん | 2010年2月25日 (木) 19時33分
かん さん、
コメントありがとうございます。
誰かのお役に立てたとわかるのは、正直うれしいです。
あまり頻繁に更新できないと思いますが、ご愛顧のほど
m(_ _)m
投稿: エンジニア | 2010年2月26日 (金) 00時58分
こんにちは。Kazeと申します。
最近、シャープのLED電球を使い始めました。
メーカーによって中身に違いがあるのかもしれませんが、LED電球ってこんなふうになっているんですね。参考になりました。
投稿: Kaze | 2010年4月21日 (水) 08時10分
Kazeさん、こんにちは。
貴blog拝見しました。調光・調色対応のLED電球を使っていらっしゃるんですね。
この記事で取り上げたのは、これ以上単純にするとLED電球として成り立たなくなるくらい単純な製品です。
それに比べると、調光・調色対応の製品は相当複雑な中身だと思います(特に制御回路が)。
以上の点、誤解を招かないよう追記しておきました。
貴重なコメント、ありがとうございます。
投稿: エンジニア | 2010年4月21日 (水) 12時49分
今日、壊れました。
7ヶ月であの世に旅立ちました
なにが40000時間だよぉ~~~~
投稿: まりりん | 2010年6月 1日 (火) 21時47分
まりりん さん、
あまりにお気の毒で、言葉を捜しているうちに時間が経ってしまいました。
まだ見に来ていただいてますか?
今日、ふと気付きました。
「LED電球の保証期間って、どうなってるんだ?!」
初期不良対応のみ・販売店任せ、か?
「寿命4万時間」・「10年使えます」って宣伝しておいて、それは無いんじゃぁない??
少し調べましたが、よくわかりません。
「電球は保証外」と言う記述をいくつか見つけましたが、これにLED電球が含まれるのかどうか、不明でした。
電球=消耗品、だから保証はしない、と言うことらしいのですが。
私だったら、ダメ元で;
- レシートがあれば、販売店へ
- 無ければ、発売元の「お客様相談窓口」に
「相談」してみるのがいいと思います。
ただし、くれぐれも「クレーマー」と思われないように注意すべきでしょう。
一旦「クレーマー」のレッテルを貼られたら、どんなに正しい言い分も取り合ってもらえなくなる可能性大です。
投稿: エンジニア | 2010年7月18日 (日) 20時30分
お返事ありがと~~~
4万時間とかいいながらほとんどのメーカーで製品保証されてませんよね。
これを買うにあたっては1年の保証が付いていることを確認した上で購入しています
(1年て少なくないか!?)
しかし、まさかその保証のお世話になることになろうとは、、、
4万時間って一体なんなんだろう???
思うんだけど蛍光灯で十分なんではないだろうか。
LEDにする必要性があるんだろうか
凄く考えさせられた一品でした。
投稿: まりりん | 2010年7月24日 (土) 22時44分
こんにちわ
最初にこのサイトには大変お世話になりました。
人柱になっていただきありがとうございます。
今日ようやくLED電球を買ってきました。
悪名高きKFEとYAMAZENが安売りしていたので買ってきました。
有名メーカーにしなかったのには訳がありまして。
LED電球の一番の問題であるノイズでして、アマチュア無線をしている者として
最大限ノイズの発生は避けなければいけない問題でして多少のフリッカーは
いいか、と買ってきました。
それにいずれ60Hz地域に帰るのでいいか、という安易な気持ちも手伝って
KFEにしました。
結果KFEのフリッカーは回っているもの(扇風機など)を見なければ気が付かない
程度のもので目が敏感に出来ていなくて良かったです。
YAMAZENもKFEと同じタイプらしいですが、フリッカーは確認出来ませんでした。
私にとってフリッカーより大きな問題ノイズは両タイプともクリアなので良かったです。
発振させている大手メーカーはいけません。
いずれ規制されると思いますが・・・
では、最後にもう一度
ありがとうございます。
投稿: Hiro | 2010年8月 1日 (日) 18時30分
Hiroさん、
意外な形で、この記事が役立ったようですね。「フリッカは気にならないが、EMIが凄く気になる」と言う事のようなので、この製品はぴったりでしょう。かなり安価ですし。
私はこの製品をさんざんこき下ろしましたが、これは安い値段だけに惹かれ購入して後悔する人を少しでも減らせたらと思ったからです。Hiroさんの様に、損得わきまえた上でこの製品を選ぶのは、かなり賢い買い物だと思います。
投稿: エンジニア | 2010年8月 3日 (火) 21時06分
お返事ありがとうございます。
そしていろいろな実験をありがとうございました。
世界を見ると50Hzだけというのは少ないのでKFEは60Hz以上なら特に問題は無いと
思います。
まだまだ始まったばかりの新しい電化製品ですから新しい電気や総務省関係の法律に
反映されるにはまだまだ時間が掛ると思います。
何時の日か各社のノイズレベルもご紹介いただけると嬉しいです。
LED電球に変えた途端家中でAMラジオが聴けなくなったって悲しいものね。
投稿: Hiro | 2010年8月 8日 (日) 16時36分
初めまして。Mira-Cuoreと申します。
格安LED電球で調べている内にエンジニアさんのページにたどり着きました。
早速ですが、記事の写真で気付いた事がありますのでコメントさせて頂きます。
U1~U4のICですが、あれはAZ1117H-ADJだと思われます。あの有名なLM317と同等な奴です。LM317とAZ1117H-ADJ共に定電流回路が構成出来るので手っ取り早い方法として選んだと思います。
それに、D1~D4はU1~U4の保護で使うものです。
LM350Tの資料(6頁に保護回路の例が出ています)
http://www.akizukidenshi.com/download/LM150.pdf
それにしても、内部には整流用のダイオードブリッジの後にコンデンサーは無かったのですか?
それが無ければフリッカーは起こりますね…。
オーム電機のACLED(ソウル半導体のAcriche A3)を使用したLED電球でもフリッカがあります。毎秒100回又は120回点滅する奴ですから…。
そのLED電球をデジカメで撮影しようとしたら点滅していました。撮影の結果は縞模様等も無く普通に点灯中の状態になっていましたが。(肉眼で見るものと同じ状態)
投稿: Mira-Cuore | 2010年9月 8日 (水) 19時22分
Mira-Cuoreさん、
コメント・情報、ありがとうございます。
AZ1117H-ADJと言うデバイスは、今回初めて知りました。単純に計算するとU1~U4のピン1-2間の電圧が5V位になるので、78005系かな?それにしてはピン配置が違うようだが??と悩んでいたので、この事には言及を避けておりました(^-^;
AZ1117HだとADJではなく5.0と言う事になりそうですね。もしそうだとすると、なぜADJにしなかったのか、とても不思議です。
基板のLEDとは反対側に無ければ(私は無いと信じていますが)、このLED電球はコンデンサを一つも使っていない事になります。フリッカは気になるかどうか個人差があるようなので、ある意味潔い設計かも知れません。
投稿: エンジニア | 2010年9月 8日 (水) 22時38分
記事大変興味深く拝見させていただきました。
昨日秋葉原の千石通商でこのLED電球が980円で売っていたので思わず買ってしまいました。
今日このホームページを偶然見つけ早速分解して調べてみました。
直流電源を使い回路の一部(LED5個+定電流回路)を動作させて測定しましたので報告します。
LED電流 59.4mA Vf=17.5V/5個(1個3.5V)
U1の1-2ピン間電圧4.96V
180Ω並列の抵抗値88Ω
4.96(V)/88(Ω)=56.4(mA)・・・抵抗に流れる電流
ICが78L05として無効電流のtypが約2mAなのでだいたい一致すると思います。
ICは78L05ではないでしょうか、足ピンも一致します。
でも78L05では熱的に危ないような気がします。
U1-U2の定電流源を直列にするのは納得がいきません。
電流の少ない方に熱が偏ってしまうと思いますし、実際に測定したらバランスが崩れていました。
でも78L05であれば熱暴走保護回路が入っているので壊れることはないとは思いますが
熱電対でヒートシンクの温度を測ったら59℃(室温25℃)でした。
投稿: ja7jqj | 2010年9月17日 (金) 21時14分
ja7jqj さん、
詳細な測定結果のご紹介、ありがとうございます。
これを見ると、U1~4は出力5Vの定電圧レギュレータであることに間違い無さそうですね。
しかしこの種のデバイスは、僅かなバリエーションまで含めると、かなりの種類がありそうなので、品番の特定はお手上げ、と言うのが私の正直な感想です(^-^;
定電流回路を2つ直列にした場合アンバランスが生じるのはご指摘の通りです。
D1~4が定電圧ダイオードで、アンバランスを許容できる範囲に制限しているのではないか、と私は推理しています。
投稿: エンジニア | 2010年9月18日 (土) 14時37分
ご無沙汰です
本日、二つ目が逝ってしまいました。
あたしが生きてる間は交換しないで済むはずだったのにぃε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
投稿: まりりん | 2010年10月 5日 (火) 14時01分
まりりん さん、
別の記事「まちがえだらけのLED電球選び?」に、「KFEのLED電球が3ヶ月で切れてしまった」と言うコメントをいただいていますので、これで3例目です。
そちらのコメントに「寿命4万時間」は劣化により徐々に暗くなる現象から計算されたもなので、それ以前に突然「プッツン」と切れてしまう故障はあり得る、と書いておきました。
一般論としてその通りなのですが、3例も集まるほど頻繁に起こって善いものなのかどうか、はなはだ疑問です。
実を言うと、KFEのLED電球は他社製品より「プッツン」し易いのではないか、と疑っています。
整流後の平滑コンデンサだけでなくノイズフィルタが(多分)無いので、かなり短時間の異常電圧でもLEDや制御回路のストレスになります。
たとえば、共通のAC電源回路につながっている他の機器をON/OFFした際など、ナノ秒~マイクロ秒単位で通常より数十V高い電圧がかかる場合があり、その都度異常電流が流れていると考えられるからです。
それが実際の故障につながるかどうか判らないので、あくまで可能性の話ですが、平滑コンデンサやノイズフィルタが装備されている製品より脆弱であることは間違いないと思います。
そう考えると、この記事の「謎の未実装部品DS」には、バリスタか何かサージ吸収素子が入るべきだった様です。
いずれにせよ、長寿命を謳い文句にした製品は、それに見合った保証をつけて欲しいものですね。
ただ・・・製造/販売元が製品寿命前に無くなってしまったら無意味ですが(笑
投稿: エンジニア | 2010年10月 5日 (火) 21時09分
興味深く拝見させていただきました。昔コールサインをもっていたので電磁波ノイズについては理解しているつもりですが仕事柄(電気工事→少し特殊で電源供給側の仕事)「輻射」ノイズよりも電源線を伝搬するノイズが問題で少しですが影響が出始めているように感じられます。ご時世でインバーター(hf蛍光灯や回転制御機器)LEDといった機器が増えてきて電源を供給する側としては波形ひずみと高調波による制御機器の誤動作に遭遇するようになってきました。昔でしたら通産省の権限で電気用品取締り法の適用があって粗悪品の流通はある程度抑えられていたのですが電気用品安全法に代わってから絶縁能力だけが取り上げられてEMCとかは基準外みたいになっている現状なので仕方ないかもしれません。公称寿命ほど長くないのはサージに対する耐力とか電源ラインの波形ひずみ対する発熱を抑える回路とか全く考えていないのではないでしょうか。各地方自治体でも防犯灯や街灯をLEDに変えることが多くなっているようですが単純に交換回数を減らす事が目標なんでしょうけど。
太陽光発電や小水力、風力などによる発電を行うとなんとなく電力会社の系統連係網に並列接続だから問題ないように考えがちですが(無限大の系統網が波形ひずみ、ノイズを吸収してくれると勘違いしている)実際には100V、200Vラインですから受電点の変圧器のインピーダンスがそれほど低くない場合があるので歪みを吸収できなくなってきているのではと思われます。
電力会社との契約上は確か7%以上波形を歪ませないことになっているはずですが実際には証明するのが難しいのでわからないというのが現実ではないでしょうか。エンジン発電機の場合(同期型発電機)はJECの規定で15%まで歪みを吸収できるように制動ダンパー(ダンパーリング)を装着することを義務付けられていてダンパーリングが発熱して巻き線が燃えたということを最近は時々聞くようになりました。そんな事もあってメモリーハイコーダを購入して客先の波形を記録するようにし始めました。(将来波形を残しておくと測定器のソフトアップデートするとFFT解析可能になるので)時々読ませていただきます
投稿: toshi | 2010年10月 7日 (木) 17時15分
toshi さん、
電力供給サイドの方からコメントをいただけるとは思っていませんでした。
貴重なコメント、ありがとうございます。
コンデンサ入力整流回路が原因の、商用電源の波形歪み・高調波電流が問題になっていると聞いていましたが、このコメントを書く下調べとして商用電源電圧波形を観てみると確かに頭が潰れ気味で、こりゃ影響大だろうな、と再認識しました。
LED電球などのコンパクト・低コスト製品にPFCが入っているとは考えにくいので、まとめて多量に使われたらかなり厳しそうです。
こんな http://www.sanken-ele.co.jp/news/contents/20100617.htm デバイスが発表されていますが、市販品に反映されるのはこれからでしょう。
何が原因であれ、制御機器が誤動作するのはEMCが成り立っていない、と言うことですね。
メモリハイコーダで原因がわかると良いのですが・・・。
投稿: エンジニア | 2010年10月 7日 (木) 23時09分
最終報告です
本日、最後の一つも返金してもらいました。
不良率6割(5分の3)です、私が手にしたロットがダメだったのか分りませんが
これだけ故障するようじゃLED電球なんて高いだけでエコでもなんでもないですね。
あぁ~~~あ、折角一生モンだと思ってたのにねぇ。
しばらく手を出さないことにしました。
1年の保証付いててよかったです、ほんと。
大手メーカーさん、製品保証とか付いてないのが殆どだけど
40000時間とか謳うのであれば3年くらいの保証つけて出してよね。
もしかして客にフィールドテストさせてるのかな???
投稿: まりりん | 2011年1月 5日 (水) 23時29分
まりりん さん、
5本中3本が1年以内に故障(初期不良?)、ですか。不良ロットの可能性が高そうですね。
その製品全てがこんな調子だと、もっと大騒ぎになっているでしょうから・・・。
どうやら「寿命4万時間」は、「故障しなければ、4万時間点灯した後でも初期の70%以上の明るさを保つと期待してます」と言う意味のようです。
多くの製品が一律に「寿命4万時間」を謳っていますが、故障/不良率にはかなり優劣がありそうです。
この辺りは主要なメディアではほとんど取り上げられていないですね。
まぁ、基本的に彼らはメーカーの提灯持ちなので、仕方ないことなのですが。
投稿: エンジニア | 2011年1月 6日 (木) 10時37分
こんばんは。
我が家のKFEのLED電球つい今しがた逝ってしまいました。
この KFE JAPAN LB07-E26WW 7W 100V 50/60Hz MADE IN TAWAN 091008001
と発光面に記載してあるLED電球は 一年間の保証書が付いていたのでしょうか。
購入店のレシートがあれば返金が可能なのですか?
ケースなんか捨ててしまってますので再度発光できるようにするには
レギュレータICの7805 と サージフィルター・平滑用コンデンサを付け加えれば
可能なんでしょうか。
投稿: いそぴぇ | 2011年1月 7日 (金) 17時56分
いそぴぇ さん、
逝ってしまいましたか・・・ご愁傷様です。
追い討ちをかけるようで恐縮ですが、保証は無かったと思います。
私も箱は捨ててしまったので、確認できませんが・・・。
上にコメントいただいた「まりりん」さんの場合、販売店が独自に保証をつけているようです。
どんな逝き方をしたかわからないので、逝ってしまったKFEクンを復活させる方法は、残念ながら見当もつけられないです。
(ある程度想像はできるが、経験的に想像が外れている場合が多い)
サージフィルタ・平滑コンデンサに言及したのは、こういったものがあったらもう少し壊れにくかったのではないか、と言う趣旨です。
なので、既に逝ってしまったものに付け加えても復活しないはずです。
この製品にあまり手間をかけるのは、研究目的で無い限り割に合わないと思います。
私自身この製品を良く思っていないので、偏見がありそうです。あしからず。
投稿: エンジニア | 2011年1月 7日 (金) 23時41分
お声がかかったみたいなので再登場(笑゛)
保証はメーカー保証の筈です、箱に保証書在中って書いてますから
返金に持ち込めたのは三つも壊れたってこともあるんじゃないかな・・・
普通は修理(新品と交換)だと思います。
でもレシートとかないとどうなのかしらね
サイレントリコールになってたら可能性あり???
それと暫く放置してると点く場合がありました、返金の交渉をする為に駄目押し(日中つけっぱ)しましたが。
投稿: まりりん | 2011年1月 8日 (土) 21時09分
まりりん さん、
フォローありがとうございます。助かりました。
危うく嘘をついてしまうところでした。
私の場合分解しているので、その時点で勝手に保証はなかったことにしてしまったようです。
おっしゃるとおり、本来は新品と交換でしょうね。
返金に持ち込むのはかなり根性が要りそうです。
しかしこの会社、保証を付けておきながらこんなに故障して大丈夫かな。
そっちのほうが気になります。
投稿: エンジニア | 2011年1月 8日 (土) 22時29分
初めて投稿します。
LED電球といっても メーカーで随分違いがあるんですね。
分解の記事から200V仕様もありそうですが、基板にULの表示がありませんね。
安全規格のうるさい国には対応していないのかも知れません。
100円ショップのダイソーで電球型蛍光灯が100円で売ってますが
エコや経済性ではこのあたりが一番ではないでしょうか。
CS(顧客満足)に対する考え方も 企業の差が大きいようです。
東芝、松下>シャープ>KFE>韓国>中国 ??
投稿: 海辺のマック | 2011年2月16日 (水) 21時28分
海辺のマック さん、コメントありがとうございます。
UL認証取得にはそれなりに費用がかかるようなので、ある程度まとまった米国向けなどのビジネスが見えていない時点では取得しなかった、と言うことではないかと思います。
それによるよるコスト増加はほとんどないと思いますので、製品は100V/200V両対応にしてあるのだと。
それにしても電球型蛍光灯が100円と言うのはおどろきました。ちょっと信じられないくらいです。実力でまともに3000時間以上使えるなら、コストパフォーマンス無敵ですね。
少々脱線しますが、数日前、久しぶりに行った近所のホームセンターの売り場で「LED電球は明るさが不足する、などの問題があるので、当面電球型蛍光灯をおススメします」と言った内容のPOPが出ているのを見かけました。LED電球を買ったお客から苦情があったのかもしれません。
顧客満足度については、おおむね同じ印象です。ただ、メジャーな韓国企業は、日本市場のこのジャンルについてあまり本気になっていないような印象も持っています。
投稿: エンジニア | 2011年2月17日 (木) 09時55分
おはようございます。
KFE JAPAN 株式会社 LB07-E26CW昼白色【5個セット】2.480円で、
売っていたので買おうかなと思っていましたが、今迷っています。
保証はメーカー1年付いているとのことですが、返品交換するには体力が必要ですな。。;
製品上の回路とかは全然わかりませんが、やはりここまでクレームが多いので、
あれば購入しない方が賢明というところでしょうか。
記事掲載参考になりました、ありがとうございました。
投稿: gon(LED派) | 2011年4月14日 (木) 07時27分
gon(LED派)さん、おはようございます。
5個セットで2,480円ですか・・・この製品の評価はこの程度だ、と言うことでしょう。
部品取りに利用できるなら結構お買い得、ではありますが。
投稿: エンジニア | 2011年4月14日 (木) 09時22分
追伸です下記ショップにて
E26/昼白色/385lm/7W/40,000h/54x78mm/5個セット(送料込み)
http://www.ottonet.co.jp/products/list/390
で、上記商品をやめて下記商品が近所のホームセンターで1.580円で、
売っていたので照射角度60°と120°を各1個購入してきました。
(白色)4000K
http://item.rakuten.co.jp/lock110/9220385/
暖色に近い白色です。60°の方は真下がテカテカ明るすぎるし、
120°の方はやはり半分程度の照度、あたりまえですが。
感覚的には120°は頭上45度程度の所に座って感じたのは眩し過ぎて頭が痛くなってきます。
60°の方は全く眩しさは感じませんでした。
ワット数は同じ物ですが照射部分のカットガラスの構造だと思います。
シーリングライト カバー(乳白色)に入れてみると、60°の方はほとんどカバーにあたらずスポット的に真下を照らすのみ、120°の方が全体的にカバーにあたり部屋全体が明るいようです。
KEFとは関係ない話で長々と申し訳ありませんでした。
投稿: gon(LED派) | 2011年4月17日 (日) 12時11分
gon(LED派)さん、
おっしゃるとおり、配光はかなり重要な要素だと思っています。
実は私、最近Panasonicの「まさに電球」と言うやつを購入しました。
明るさ的には全く数値(390lm@電球色)通りで、正直暗いのですが、なぜか落ち着きます。
これだとシャンデリア的に2~3個使って明るさを補うのも無理なく可能ではないかな。
しかし、販売価格が高いのがネックですね。
記事にしようと思っているのですが、追いついていません。
全く別件ですが、某S社からシーリング型のLED照明器具が出てきましたので、LED電球と言う商品はもう旬ではないのかもしれません。
投稿: エンジニア | 2011年4月17日 (日) 14時10分
「謎の未実装部品」はAC電源です
ソケット内はヒューズのみが入ってます
ダメになるということはヒューズも考えられますよね
アルミダイキャストにアスベスト布を介してテープ貼付けしてありました
断熱性の有るアスベストを使用してる意味がわかりませんが
(2010年1月1日から台湾での石綿規制は今回が初めて)だそうだ
フリッカ対策に、ブリッジダイオードの後にコンデンサーを入れたらどうですかね
バラして、数個をシーリングライトに入れてみようとおもってます
(しばらく点灯して熱くなったらオルファで剥れます)
LED基盤をアルミ板に貼り周りか両サイドにヒートシンクをつければいいかな......
写真必要なら送ります(3点)
LED電球 KFE LB07-E26CW(昼光色) と間違えて
LED電球 KFE LB07-E26WW(電球色) を大量に買ってしまいました
欲しい方、お分け致します
投稿: RoRo | 2011年5月 4日 (水) 14時18分
RoRoさん、
コメントいただいた件、了解です。
皆さん色々とやってるんですねぇ...
ダイオードブリッジの後ろにコンデンサを入れたらどうだろう?と私も考えました。でもこれはマズイと思います。
現状の点灯期間(デューティー比)は多分50%かそれ以下でしょう。この状態で平均7Wの消費電力になるように作られているはずです。
コンデンサを入れて連続点灯になると消費電力が10Wを超え、その分発熱も増えるので、LEDのジャンクション温度が許容値を超えるおそれがあります。
すぐに壊れなくても、寿命が短くなると思われますので、これはダメでしょう。
180Ωの抵抗を替えて、定電流回路の設定を低くする対策が可能ですが、そこまでするか?と言うことだと思います。
投稿: エンジニア | 2011年5月 4日 (水) 18時29分
電解コンデンサーを入れないのは、全体の寿命が電解コンデンサーの故障率に大きく左右されるからではないでしょうか?使用されている部品の夫々の故障率が分からないので何とも言えませんが、自分の直感からしますと他の半導体や抵抗などとは比較にならないほど電解コンデンサーの故障率が高いからだと思われるのです。
投稿: 一言居士 | 2011年5月17日 (火) 17時14分
一言居士 さん、
確かに電解コンデンサーは寿命のある部品です。しかし↓の資料によれば、「設計寿命4万時間」は充分可能です。
http://www.nichicon.co.jp/lib/aluminum.pdf
電解コンデンサーが原因の故障が早い時期に発生するのは、部品メーカーの品質管理が悪かったり製品メーカーが部品の定格を充分考慮しない設計をしていたりする場合に限られると思います。ただ・・・そういう事例が結構あったりするのは困ったものです。
長寿命設計は可能ですが、やはりその分、原価は高くつきます。そういうことも含めて電解コンデンサーの使用を避けた可能性があるかもしれません。
投稿: エンジニア | 2011年5月17日 (火) 21時21分