趣味

2016年2月29日 (月)

カメラのファインダーについて考える

久しぶりの更新だ。
今回はカメラのファインダーについて書こうと思う。

以前の記事に「Fujifilm X-E2のファインダーがもの凄くイイけど、高いから買わない」と書いた。その続きのようなものである。ただし「やっぱり買っちゃいました~」と言う内容ではないので、期待した人には申し訳ないが悪しからず。

今回のテーマは「使い易いファインダーってどんなのだろう」と言う事。
主に一眼レフとEVF(電子式ファインダー)を対象に考えてみる。
「見易い」のは「使い易い」の必要条件だが、多分それだけではない。

続きを読む "カメラのファインダーについて考える"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月22日 (木)

空間フィルターを使った天体写真の画質改善

ようかん@http://blogs.yahoo.co.jp/youkan2000/ 氏から素材画像など必要なデータ一式を提供していただいたので、以前の記事に書いた以下の事を試してみた。

RegiStax で処理する前に空間周波数 65/mm 以上の成分を取り除くような処理を行うともっと少ないスタック数で同じ結果が得られるかもしれない。(中略)プログラムは比較的簡単に作れるから、そのうち試してみたいと思うが、問題は素材の準備だ・・・。

途中いくつか新しい発見があり、何回か作業をやり直しているので時間がかかってしまったが、当初の目論見に近い結果が得られた。

続きを読む "空間フィルターを使った天体写真の画質改善"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月10日 (土)

水星と金星のランデブー

夕映えを眺めるつもりで近所の跨線橋に行ったら、金星の近くに見慣れない一等星が寄り添っていた。

Mercvenu

Google Sky Map で調べたらなんと水星。こんなに簡単に見えていいんだろうか?と心配になるくらい良く見える。ノーマークだったので、とりあえず持ち合わせの機材で撮影。もう少し長いレンズと三脚が欲しい・・・。(これは部分切り出し+約1/2に縮小)

15日の東方最大離角を少し過ぎるくらいまで楽しめそう -- 日没後 30分~1時間くらいが狙い目。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月 9日 (金)

カメラのノイズと解像感

最近調達した FUJIFILM X-M1 と今まで主に使っていた RICOH GX-200 で風景を撮り比べてみた。どうやらノイズの少なさが解像感の向上に貢献しているらしい。

続きを読む "カメラのノイズと解像感"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2014年12月14日 (日)

Fujifilm X-M1 とそのアクセサリー

ここのところほとんど中級クラスのコンデジを使っていた。RICOH GX-200 だ。これはこれで悪くないのだが、以前はよく使っていたデジタル一眼 PENTAX *ist DL で撮った絵に比べるとセンサーの大きさの違いが歴然とわかってしまう。そうは言っても *ist DL は古いし重いし、まぁ色々と使い勝手が悪くて出番があるとしたら望遠鏡の直焦点で月面撮影する時くらいだが、それとて最後にやったのはいつだっけ、と言うありさま。

更に言うと GX-200 だってもうずいぶん古びてしまった。特にセンサー感度の悪さはいかんともしがたい。明るい場所ではなかなかいい絵が出来るのに、少し暗くなると途端に元気が無くなる。おもちゃと分かった上で CASIO の EX-ZR800 を試したりもした。高感度 + 面白い機能満載で楽しめるが、絵の出来はやはりそれなり、である。

そんな時目にとまったのが X-M1 だ。

小さくて軽くて高感度時のノイズが少ない。ローパスフィルターレスで解像感に優れ、無改造でも赤く淡い天体に強いらしい。今までファインダーの無い一眼には若干の抵抗感があったが、それを乗り越えることを正当化する理由がこれだけあれば十分。いつ買うの? 今でしょ、と言うことになってしまった。

単焦点レンズも使いたかったのでダブルレンズキットにした。

続きを読む "Fujifilm X-M1 とそのアクセサリー"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年10月 9日 (木)

Beaglebone Black Rev. C 調達

ちょっとした手違いで1年弱使ってきた BBB (BeagleBone Black) にダメージを与えてしまい、GPIOの一つで本来 3.3V の H レベルが 2.9V にしかならなくなってしまった。調べられる範囲ではそれ以外の不具合は無く、そのピンを使わないようにすれば問題なく使える。しかしダメージが拡大する可能性もあるから、と、それを口実に Rev. C を調達することにした。

続きを読む "Beaglebone Black Rev. C 調達"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 1日 (月)

クランプメーターによる測定値の正確さ

ワットチェッカー導入前はクランプメーターで測定した消費電流から消費電力を推定していた。使っていたクランプメーターは安価な製品で真の rms を測っていないことは分かっていたが、それがどんな差異を与えているか推測するしかなかった。

今回はワットチェッカーと比較してみた。また電流波形を得るために自作中の「ワットチェッカー的なもの」による測定も併用した。

続きを読む "クランプメーターによる測定値の正確さ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月30日 (土)

ワットチェッカー的なものを自作する (その6)

懸案だった BBB の PRU を使って ADE7753 からデータを取り込む方法を紹介する。

続きを読む "ワットチェッカー的なものを自作する (その6)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月20日 (水)

ワットチェッカー的なものを自作する (その5)

手配した電圧検出トランスが意外と早く到着したので、再び予定を変更して前回の記事の続きを書く。

続きを読む "ワットチェッカー的なものを自作する (その5)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月18日 (月)

ワットチェッカー的なものを自作する (その4)

このシリーズの前回の記事にBBBのPRUを使ってADE7753からデータを取り込む方法を紹介すると書いたが、今回はその予定を変更する。

PRUの件の記事を準備する過程で発見したことを書く。電源用トランスを商用電源から電圧信号を取り出すのに使うには少し問題がある。

続きを読む "ワットチェッカー的なものを自作する (その4)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧